2017年2月28日火曜日

年の離れた友達ができた話

こんばんわ、こうたです。

失恋でやけ食いしたわけじゃないんだけど、油断してたらデブってきたので、最近、近所のジムのプールで泳いでます。マシンでトレーニングするのは単調で飽きちゃうんですが、泳ぐのは好き。気が付くと2~3時間、泳ぎ続けてたりします。

そのジムで、夕方、よく時間帯がかぶって出会うおじいさんがいます。白髪で、たぶん70歳くらい。
めちゃくちゃキレイなフォームのクロールで泳いでいるのでただモノじゃないな、と思っていたんですが、今日たまたま帰る時間が一緒だったので、

「最近よくお会いしますね」

と、声をかけてみました。

泳ぎのフォームがキレイですね、と聞いてみると、昔、中学校で体育の先生をされてたとのこと。どおりで。丁寧な泳ぎ方にも、納得です。

それからやけに話が盛り上がって、そのまま近所の焼き鳥屋で一杯飲みました。まさか70過ぎのおじいちゃんと仲良しになると思わなかったけど、年の離れた友達ができたみたいで、楽しかったです。

あ、ちなみに、ゲイ的なお話ではないですよ。
さすがにストライクゾーンからは外れてます(笑)

2017年2月26日日曜日

復活の呪文

こんにちは、こうたです。

失恋から1週間。

余計なことを考えないようにめっちゃ仕事集中して。
美味しいものをいっぱい食べて。
髪を切ってイメチェンして。
観たかった映画を観まくって。
仲のいい友達と遊んでもらって。

涙のあとに、一皮むけた、いい男になりました

あー、モテちゃうな。モテ期来ちゃうなー(笑)


普段あんまりYouTubeとか見ないんですが、家でうじうじしている時間にたまたま、ゲイのYouTuber、てらゆうこと寺岡佑介さんの動画を観て、大爆笑しながら、すごく助けられました。

てらゆうチャンネル!

てらゆうさんの、「こうすべき」ではなく、「こんなヤツもいるんだよ」と伝えることで、参考にしてひとりでも前を向いてくれる人がいたらいいな、というスタンスに滅茶苦茶共感できるし、変なアンチもいる中、信念をもって活動されている姿がすごく尊敬できます。年齢は僕より少し若いのかな。すごいなぁ、こうやって行動に移せるのは。

TENGAを使ってみた動画とかお笑い系も楽しいんだけど、

僕はゲイだけど【成宮君の一件から自分のことを振り返った】

これは特に、共感度高かった。


いつまでもメソメソしてないで、俺もガンバろっと。



2017年2月22日水曜日

ご報告。

こんばんわ、こうたです。

えっと、どう書こうか、そもそも書くべきかどうか、とっても悩んだのですが。

失恋しましたー!

やっぱりね、応援してくださった皆さんにちゃんと報告しなくちゃと思ったので、ちょっとしんどいけど、書きます。

バレンタインをちょっと過ぎた先週末、思い切ってI先輩に思いを打ち明けました。
大学生のときに出会った頃からI先輩は僕にとってのカッコいい大人の目標であると同時に、ずっと一緒にいたいと思う男性です。
大好きです、と。



でも、残念。

I先輩には彼女がいました(※I先輩はバイです)。
結婚も考えているって。

僕のことは可愛い後輩で、弟みたいに思っているけど、恋人にはなれないって。

そりゃ、カッコいいし、頼りになるし、考えてみれば女性が放っておくはずがないよね。優しいから、すっかり勘違いしちゃったよね。でも、そんなI先輩の誰にでも優しいところが好きなんだから、それを責めるのは違うよね。はっきり言ってくれるのも優しさなんだよなー。

でも、

ツラいぜー!




2017年2月17日金曜日

隠れゲイと合コン

こんばんは、こうたです。

先日ヘルニアで入院した友人がなんとか来週で退院できそうな見込みで、「誰もチョコくれなかった…」などとぼやいていたので、コンビニで「たけのこの里」を買って、お見舞いに行ってきました。きのこより、たけのこ派です。

「退院したら合コンセッティングしてくれ」

としつこいので、(お前がそれを頼んでるヤツはゲイなんだけどなー)と思いながらも、退院祝いに特別にセッティングしてあげることにしました。

女友達がそこそこ多いので学生の時分からそういう役回りすることも何度かあったんだけど、もちろん合コンに出席したからといって女の子と懇ろになってお持ち帰りするようなことは決してなく、僕としてはたまたま男女比が1:1の飲み会、くらいな感覚なわけです。

可愛いアピールしてくる女の子には申し訳ないけど興味がないので、注文をとったりサラダを取り分けたりに専念してると、逆にガツガツしてる男性陣よりモテはじめたりすることもあったりして、そこそこ話を合わせつつ、最終防衛ラインを越えられないように細心の注意を払ってゲイだとバレない距離感を保つのが、とっても難しい。

濃密な恋愛フィールドの中に身を置きながらも、隠れゲイとしては「むしろ隣の男子をお持ち帰りしたいんだよね」などという気配を微塵も感じさせてはなりません。そこそこ女の子に興味ありそうなそぶりをしつつ、決して女の子をその気にさせてはならないという、絶妙な塩梅。

隠れゲイ歴十数年、最近、その塩梅が結構得意になってきた気がします(笑)

ではなぜ、そんな苦労をしながらも合コンをセッティングしてあげるのかといえば、ゲイ視点としては、女の子に飢えてガツガツしてるノンケ男子たちを「可愛いなあw」と眺めるのが、まんざらでもないからなのです(ゲイならこの気持ち分かるよね?・・・え、特殊?)

そんなわけで、来週は久々の合コン幹事をしてきます。
これは浮気じゃ、ないよね?(笑)

2017年2月14日火曜日

ゲイ的バレンタイン

こんばんは、こうたです。
先週末から、出張仕事で駆け回っておりました。寒いうえに移動が多かったからさすがに疲れた~!昨晩帰ってBLOGの更新ページを開いたままパソコンの前で寝ていました。

バタバタしておりましたら、気付けば世間はバレンタインでございます。
仕事がらみで女性から3つほどチョコを頂きましたが、チョコ大好きなのでもらったそばから全部ペロッと食べてしまいました。もっと欲しいです(笑)

さてさて、僕が今年、本命チョコを渡そうと思ってるI先輩とは今週末に会えることになりました。バレンタインは少し過ぎちゃうけど、美味しいチョコも用意したし、おもしろいパンツも買ったし(?)準備は万端です。

僕はゲイなので女性と結婚して子供ができて孫ができて・・・という未来はないわけですが、バイのI先輩は僕と付き合うことでそういう可能性を閉ざしてしまうかもしれなくて、それでも僕は告白すべきなのか・・・とか、そんなことを長いことぐちぐち思い悩んだりもしましたが、結論としては、

 欲望に忠実に

生きることにしました(笑)

だって、好きなんだもん。

僕が選ぶ僕の人生。I先輩だってI先輩の人生を選ぶわけで、僕が余計なことまで考える必要はないですよね。好きなんだから胸を張って、好きって言います。

決戦は日曜日!

2017年2月9日木曜日

更新お休みします

おはようございます、こうたです。

週明けまで出張でしばらくPC触れなそうなので、更新をお休みします。

雪が降ったりしてますが、西のほうに行ってきます~


今回は強行軍のひとり出張なので、キャバクラとかそういうのはなさそうです(笑)

2017年2月7日火曜日

ゲレンデが溶けるほど

こんばんわ、こうたです。

毎年この時期には月1~2回ペースでスキー滑りに行ってたのですが、今シーズンはなかなか連休が取れず全く滑れてないので、ちょっとばかり欲求が不満です。
仕事がいっぱいあるのは、嬉しいんですけどね。
ふわふわパウダースノーのゲレンデで思い切りはしゃぎたい!


・・・とかなんとか考えながら行くアテもないのにスキー板にワックスがけしていて、ふと

「Iさんってウインタースポーツやるんだっけ?(そういえば聞いたことない)」

などと、思ったわけです。


運動神経いいからスノボとかやってそう・・・

いや、でも、車で出かけるの好きな割にみんなを誘ったりとかしなかったし、雪国の出身じゃないから、やったことない可能性もあるなぁ。

Iさんがスキーとかスノボが超上手くてもカッコいいからOKだし、逆にやったことなくて僕が手取り足取り教えてあげるのも悪くない!…うん、悪くないよ!!!

「Iさん、ほら、もっと腰を引いて、そうそう」

「ちょっとこうた、どこ触ってるんだよ///」

なーんちゃって!(←アホ)


ゲイカップルでディズニーランドとかは人目が気になるけど、スキーって、男性2人で滑っててもそんなにおかしくないし、男女のカップルみたいに混浴風呂がなくても混浴できるし、いいですよね、スキー。

次に会ったときに誘ってみようかな。


2017年2月5日日曜日

ゲイの初恋

こんにちわ、こうたです。

今日は時間があるので、以前「初恋」というエントリーで書きかけた、僕自身が明確に自分がゲイなのかなと気付いたときのことを、思い出しながら、書いてみようと思います。

小学校3年生くらいから、僕はよく、気の合う友達3人組でつるんで遊んでいました。

ひとりは、あっちゃん。
体格が良くて喧嘩ッ早いガキ大将。面倒見の良いところもあって、力持ちでスポーツもできたので、男子からも女子からも結構人気がありました。家が大きな農家で、あっちゃんも良く手伝いをしていたので、いつも真っ黒に日焼けしていました。

ひとりは、まさくん。
母子家庭育ちで性格はおっとりしてちょっと口下手だけど、いつもニコニコしながらみんなの後ろをついてくる感じ。でも、性格に反して運動神経がよく、あっちゃんより短距離は早かったし、サッカーも上手かった。スラッとして結構ハンサムで威張ったところがないので、バレンタインに女の子から一番たくさんチョコレートをもらうのは、いつでもまさくんでした。

そして僕。
今日は何して遊ぶか提案したりする、三人の中での作戦参謀的な立ち位置。
当時、背の順で並ぶとクラスで一番前か二番目くらいのチビッコだったけど、勉強は好きだったので、あっちゃんとまさくんの宿題の面倒を見るのは、いつもだいたい僕の役目でした。


僕の家は両親が共働きで毎日夜遅くまで帰らず、まさくんちもお母さんが働いていたので、僕らは学校が終わるといつもだいたいあっちゃんの家に集まって遊んでいました(そういえば、おやつも夕飯も当たり前のようにあっちゃんのお母さんが用意してくれていたなぁ・・・とても、お世話になりました)。

そんな感じでそれぞれ性格が違いながらも、兄弟のように仲の良かった三人。
遊びといっても、ど田舎だったので、木登りしたり、川で泳いだり釣りをしたり、虫を捕まえたり、そんな野生児のようなことばかりしていました。

そんな僕らも、五年生の後半くらいから、ちょっとずつ恋愛のことを意識し始めました。

夏休みも終わる頃、田んぼのあぜ道で三人で遊んでいるとき、あっちゃんが突然、二人に言いました。

 「2組のひろ子ちゃん、可愛くない?なんか、気になるんだよね」

僕は正直まだその頃、恋愛を知識としてしか知らなかったので、

 「そうだね、元気で明るくていい子だよね」

と、話を合わせました。
まさくんは、

 「可愛いね、あっちゃん、付き合いたいの?」

と、聞きました。あっちゃんは頬を赤らめながら、

 「うん、付き合いたい!」

と、答えました。それが、僕が明確に覚えている、仲間内で「恋」らしきものについて初めて会話した瞬間だったと思います。

ひろ子ちゃんは、快活で頭も良くて、バレーボールの選手で運動神経も抜群の、クラスでもひときわ目立つ女の子でした。僕は、あっちゃんにはとても似合うんじゃないかと思いました。

それから、徐々に少年たちは色づきだし、あっちゃんは周囲に冷やかされながら、ひろ子ちゃんに告白しました(記憶があいまいだけど、確かそのあと何度かデートっぽいことをしてたんじゃないかな、と思います)。
三人の会話も、セミの抜け殻がいっぱい取れる場所の話から、徐々に恋や、ちょっとエロ方面の話にシフトしていきました。

内気なまさくんは、いきなり告白とかはしないまでも、僕たちにはひそかに好きな女の子の話を打ち明けてくれていました。
僕はといえば、前のエントリーで書いたように、なんとなく「あいつら付き合ってる」という雰囲気にされてしまった仲の良い女の子がいたお蔭で、「お前は彼女がいるからなー」ということになっていて、告白とか、誰が好きとかという恋愛トークからは距離を置くことができていました。

その頃から、僕はちょっと違和感を感じ始めていました。

あっちゃんや、まさくんは、僕を参謀役のように思っているので、何でもあけっぴろげに相談をしてくれます。でも、僕は、正直二人の悩みが、ピンと来ないのです。女の子にこんなにも夢中になる、ということが、どうにも理解できないのです。

そしてもうひとつ。

僕は、まさくんが夢中で女の子の話をしているとき、なんだか無性に腹が立つようになりました。あっちゃんがひろ子ちゃんに告白したときには何も思わなかったのに、です。でもそのときは、その感情が何なのかはよく理解できませんでした。


時は流れて、六年生の夏。

僕らはいつものように、近所の川に泳ぎに行きました。
3メートルくらいの滝みたいになっている場所から飛び降りて深くまでもぐって、滝つぼの底から一番たくさん石ころを拾って来たら勝ち、という遊びをしていたときのこと。

川べりで石の数を数えていたとき、気が付くと僕は、ぼーっと、まさくんのことを見つめていました。ちょっと男らしく、厚くなりだした胸板。そして、股間のふくらみ。それがおそらく、僕がゲイとしてはっきりと性欲を意識した瞬間だったと思います。

僕は混乱しました。その日は、急にお腹が痛くなったと言って先に家に帰りました。

自分は男なのに、何でまさくんのことを見ると心臓が高鳴るのか。
あっちゃんも、まさくんも、正常なのに、僕だけなんか変だ。
こんなこと、親にも先生にも、言えない。兄弟みたいな友達の身体を見て興奮するなんて、汚らわしい。

情報の少ない田舎だったこともあり、僕は自分が、世界でひとりだけの異常な存在なのだと思いました。本を読むのが好きだったので純文学も何冊か読んでいましたが、僕がそれまでに出会った作品に描かれた恋愛は、男女の間のものばかりでした。

まさくんに負い目を感じて、少しずつ距離を置くようになり、僕は生きていくことが怖くなって、自殺までも考えました。

でも、それを助けてくれたのも、やっぱり本でした。

村山由佳さんの「BAD KIDS」という作品があります。この小説の中に、主人公が同性のチームメイトを好きになり、悩み、葛藤する様が、生き生きと描かれていました。それはまさに、僕の悩みにリンクしました。

少なくとも、世界にひとりだけでは、ないのだ。
ちょっとだけ、希望が持てました。
あのとき村山由佳さんの小説に出会えて、本当に良かったと思うのです。

ずーっと、ずーっと、誰にも話したことのなかった自分の初恋の話を、やっとこうやって文章にすることができました。村山さんと比較するのはおこがましいけれど、僕のこんな駄文も、どこかの誰かの心とリンクして、助けになれば嬉しいなと思います。

初恋は実らないというけれど、ゲイの初恋なんて、もうめちゃくちゃ大変なんですよ!(笑)



2017年2月4日土曜日

入院生活とアッチの話

こんにちわ、こうたです。

大学からの親友がヘルニアで緊急入院したもので、着替えや身の回りのものを持って行ってあげたり、彼の両親が駆け付けるまでのお世話をしておりました。

あれ?彼女いたんじゃ・・・と思ったら、年末に別れたんだそうで。
踏んだり蹴ったりで、可哀想に・・・

ヘルニアは基本的には完治することはなくて対処療法しかないらしいのですが、幸い思ったより重篤ではなく手術するかはどうか微妙なライン(手術することで悪くなってしまうケースも稀にあるらしい)ということで、しばらく検査入院となりました。

鍵を借りて、家から着替えを持ってきてあげたのですが、他に何か要るものある?と聞いたところ、モバイルWi-Fiルーターとタブレット端末持ってきてと言われたので「仕事?大変だね」と聞いたら、

「だって2週間入院だしさ、アッチも必要だろ」

と、卑猥なジェスチャー。なんだよ、エロ動画用かよ。
まあ、深刻になられるよりは、まだ軽口をたたけるだけ元気があっていいのかなと思います。


中学のとき、部活で足を骨折してしばらく入院したことがあったのですが、男友達がお見舞いにエッチな本を買ってきてくれたのを思い出しました。
個室じゃなかったし、そもそもゲイ向けじゃなくて、裸の女の子がたくさん載ってるやつだったので、その本を活用することはありませんでしたが(笑)

入院生活とそっちの話の両立は、なかなか難しいですね。


東北から駆けつけてきた友人の両親にいろいろと引き継いで、お礼にお昼をご馳走になって、やっと帰宅。救急車乗ったって聞いたときはビックリしたけど、なんとか一旦落ち着いて、ホッと一息です。


2017年2月1日水曜日

顔に出ちゃう

こんばんわ、こうたです。

仕事終わりに、帰り道にある近所のバーでちょっと一杯飲んで帰ることがあります。

カウンターと小さなテーブルだけしかなく、10人そこそこで満員になってしまう小さなお店なのですが、ひとりでフラッと入ってもいつの間にかお客さん同士で打ち解けている、とても居心地の良い、お気に入りの場所です。

ひとりのときはお店にある文庫本を読みながらチビチビ飲むのが好きなのですが、いつの間にか、僕がよく座る席の近くにオシャレなブックライトが設置されていました。
そんなマスターの心づかいが嬉しい、ベスト オブ 癒しスポット。


今夜ものんびり本を読みながら芋焼酎を飲んでいたら、

 「あ、こうたくん、何かいいことあったでしょ?」

と、隣に座った常連の看護師さん。

 「まあねー」

とニヤニヤしながら芋焼酎を飲み干したら、

 「マスター、いいことあったこうたくんに焼酎おかわり」

と、お姉さん、気前よくご馳走してくれました。


酒を飲ませて詮索するわけでもなく、話したければ話せばいいし、話したくなければ話さなくてもいいんじゃないっていう、そういう大人な距離を保った空気も、ゲイとしてはありがたいところ。

いつもは一杯で帰るのですが、今日はお姉さんに付き合って三杯飲んで帰ってきました。


お店の常連さん繋がりでふんわりとご近所さんの知り合いが増えて、最近では、お祭りを手伝ってお神輿かついだり、色んな地元の行事に呼ばれるようになりました。
そんなのも結構、楽しいものです。